デザイナー編 第2話デキる!デザイナーは聞き上手
クライアントとは直接話さないといけませんか? |
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忙しくても、一度は顔を合わせておくことをおすすめします |
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デザイナーはデザイン作業だけ、クライアントとの打ち合わせは営業やディレクターが担当、と決まってしまっている会社もあります。そもそも遠方で、顔を合わせるのが難しいことも。そういう場合でも、メール・電話・スカイプ等で構いませんので、クライアントの話を聞く機会をなるべく作りましょう。「本人から聞く」より「人づてに聞く」方が、難易度も大幅に上がってしまいます。 まずは「相手が何をしたいのか?、なぜ依頼してきたのか?」を理解し、「どうすれば実現できるのか?」を相手と一緒に考え、その上で「自分が分からない点」、「相手が迷っている点」を一つずつクリアにしていくことが重要です。 |
クライアントが無茶なことばかり要求してくる場合はどうすればいいですか? |
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クライアントの意図を汲み取り、実現可能な案を自分から提案しましょう |
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デザイナーにとっては無茶苦茶な話であっても、クライアントにとってはそうでない場合が多々あります。「話を聞く=言うことを何でも聞く」ではありませんので、「出来ることと出来ないこと」をきちんと伝えましょう。 クライアントに言われるがままにデザインし、その結果 課題をクリアできなかったとしたら、それはデザイナーであるあなたの責任となってしまいます。そんな事態を避けるためにも、クライアントの話の表面だけでなく、奥底にある意図まで感じ取れるような「聞く力」を養いましょう。 |
漫画制作:サイトウナツミ(web)